2013年9月4日水曜日

脳内メルトダウン

Gigazineより。「貧しい人の認識の帯域は「貧困」という事実で埋め尽くされてしまうので、その状況から抜け出すことができなくなる」大学の研究チームが発表したとのこと(8月30日発行のScience誌)。こんなこと研究するまでもないのにね。厳しい状況の人に2、3人聞けばすぐに分かる。

例えば、1000万円弱の負債が有りもちろん蓄えは皆無、不安定な仕事に就いていて年収は年度によって幅がある人がいるとする。200万の年は完全にやっていけない。300万なら生活費、食費を考えなければギリギリ、400万以上あればとりあえず食うことはできるだろう。

タイミング悪く最低限の年が2、3年続いてしまったとするとどうなるか。借金は極限まで膨らみ月初に返済等含め30万必要なところ10万円しかないというようなことが毎月続く。その時に頭の中でそろばんを弾くとすると、普段なら余裕を持って暗算ができるものをそういう時の暗算はそろばんの球と軸がブワっと膨張して球の一列(5球)のみで脳内が満たされる感じになる。他のことは一切消えて血管も膨らみ脳内温度が急上昇したように感じる。そろばんの球を弾いて計算しようとしているのにそのこと自体を数秒後には認識できなくなる。今何をしようとしていたんだっけ。

脳内温度は上昇したように感じるのに首筋から背中にかけては冷やーっと血の気が引いて寒い風が吹き過ぎる。Gigazineの記事でも書いている。
貧困下にあると貧しい現状で頭がいっぱいになり貧困から抜け出せなくなる - GIGAZINE: 貧困であることで課される精神的負担の大きさは、IQを13ポイント失うのと同等であり、また慢性のアルコール中毒患者と健常者との差に匹敵する
記憶や知識、考える核のような部分がまとめて落ちてすっと消えて行くのを感じる。それをIQ喪失というのならそうなのだろう。
がんじがらめで動けなくなるらしい。脳内も身体も異常な状態になる。
おまけにそういう時には酒に救いを求めたくなったりもする。蟻地獄だねw。

結局のところ、そういう状況を耐えられるかどうか、くぐり抜けるかどうかなんだよな。
才気にあふれ、それを上手に社会経済と絡められる人はどんどん走って行けばいい。問題は大半の「才覚は無いが頑張ってしがみつく」人や「秀でた何かを持っているのに社会と接続することができない」人たち。
頑張って欲しいな。死なないで欲しい。[Postach.io